2021.03.23

つくし、食べた事ありますか?つくしを食べる地域やつくしの栄養など

みなさん、つくしを食べた事はありますか。

だんだん暖かくなってきて、つくしが生えている姿を見るようになりました。

つくしを見ると春を感じますね。

ところでみなさん、つくしを食べた事はありますか。

つくしを食べる習慣がある地域や栄養や毒性、選び方など、春の限られた時期だけ食べられるつくしについてご紹介します。

つくしの栄養

つくしには、ビタミンB群、ビタミンE、カリウム、マグネシウム、リン、亜鉛、銅など様々な栄養が含まれています。

ビタミンEは野菜の中でトップクラスに含みます。ビタミンEはアンチエイジングに効果のある抗酸化ビタミンです。

また、体内の余分な塩分を尿と一緒に排泄してくれるカリウムも多く含むため、高血圧予防やむくみに効果があります。

つくしの毒性

ビタミンB1欠乏症を引き起こすチアミナーゼ、幻覚作用やマヒ症状を引き起こすアルカロイドが含まれます。

含有量は少ないので、わずかな量を食べても中毒症状の心配はありませんが、食べ過ぎには注意が必要です。

つくしを食べる地域

つくしを食べる習慣があるのは関東以南〜九州の地域です。

北海道、東北、北関東、北陸ではあまりつくしを食べる習慣がありません。

つくしの選び方

つくしの穂先が開ききっていない、頭が閉じていて、胞子が散っていないものを選びます。

また、節と節の間が短いもの、茎が太いものを選びます。

また、採取する場所には注意が必要です。車の排気ガスがかかる場所、犬の散歩道になっている場所は食用に採取する場所として向きません。

つくしは春の一時期だけ食べる事のできる、特別な季節の食材として親しまれています。

卵とじや天ぷら、佃煮など、他の食材にはない歯応えと美味しさがクセになります。

食べた事のない方は今が旬のつくしをたべてみてはいかがでしょうか。

ココネット編集部 ココちゃん

ココネットでハーティストとして働く女の子。お客様とお話しするのが大好きで、色々お話ができるように色々調べて物知り