【2021年】春の全国交通安全運動がスタート！

　　

春の全国交通安全運動が始まりました。

全国交通安全運動は毎年、春と秋に１０日間に渡り実施されています。

全国交通安全運動とは？

　　

安全で円滑な交通のため、交通ルールやマナーの徹底を啓蒙する活動です。

終戦まもない昭和２３年から実施されている歴史の長い運動です。

春と秋に開催されるのはなぜ？

　　　

春は小学校の新入学生など、児童が街中の道路を歩きだす季節です。

児童が交通ルールを学び、大きな事故を起こさないように保護する目的があります。

また、自転車で通学する生徒が増える季節であること、自動車やバイクの運転免許を取得したばかりのドライバーも増加し、事故の危険性が高まる季節であることも春に開催される理由です。

　　

秋は、日没までの時間が早くなり、運転者が明るさを誤認してヘッドライトを未点灯にするため事故を起こすケースが多発するためです。

　　

全国交通安全運動を実施することで、人々の意識を高めるとともに、警察を中心に交通に目を光らせる人を増やして重大事故を防ぐ目的があります。

２０２１年の春の全国交通安全運動

　　

内閣府、警察庁等１０府省庁、都道府県、市町村、関係１３団体で「令和３年春の全国交通安全運動」が始まりました。

期間は４月６日から１５日の１０日間です。

期間中の１０日は「交通事故死ゼロを目指す日」とし、全国で一人も犠牲者を出さないように取り組みます。

　　

警察庁発表の今回の運動の推進重点は以下の３点です。

１　子供と高齢者を始めとする歩行者の安全の確保

２　自転車の安全利用の促進

３　歩行者等の保護を始めとする安全運転意識の向上

これに、各エリアの実態や課題に応じて地域重点目標も設定されています。

また、今回の運動では、高齢ドライバーの事故を減らすため、「安全運転サポート車（サポートカー）」の購入補助策のPR等の安全な自動車の普及も行います。

交通安全運動期間に限らず、一人ひとりが交通安全に関心を持ち、高い交通モラルを持ち、思いやり、ゆずりあいの気持ちを持った運転や交通ルール遵守を行いましょう。

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私たちも交通意識を高く持ち、交通安全に努めてまいります。