2021.03.12

日々の食卓に欠かせないあの2つが値上げ!?

食卓に欠かせないあの調味料が値上がりしています。

日々のお買い物にも影響がありますが、外食市場にも大きな影響を与えています。

食用油の値上げ

製油メーカー大手3社の家庭用、業務用油脂の価格改定が発表されました。

昭和産業は2021年3月1日から、日清オイリオグループとJ-オイルミルズは4月1日から、価格改定します。

日清オイリオグループは20円/kg以上、斗缶で300円以上、その他のメーカーは30円/kg以上、斗缶で500円以上の値上げになります。

大豆や菜種を主な原料とする油脂製品の原料価格は2020年から急激に上昇しています。

原料の仕入れ価格が、主な産地である北アメリカや南アメリカの天候不順で値上がりしていること、中国で食用油の需要が拡大していることが理由となっています。

中国では新型コロナウイルスで国外に人が移動しなくなったので国内需要が増えているようです。

製油各社は今期コロナ渦のダメージを受けている外食市場の厳しい環境を考慮し価格改定を見送ってきましたが、原料の急騰によるコスト上昇により、止むを得ず価格改定する事になりました。

食用油の価格改定により、油を利用した商品や飲食店やお惣菜などの価格も影響を避けられません。

砂糖の値上げ

大手メーカーの三井製糖や北海道糖業が2021年3月1日から砂糖を5円/kg値上げしました。

ブラジルでは砂糖の原料になるサトウキビから消毒液に使用するエタノールを作っているため、原料の相場が上がっています。

砂糖の価格高騰は菓子類やパン類、飲料、調味料類など多くの製品にも影響があります。

食用油と砂糖の値上げの理由にも新型コロナウイルスが関係しているのですね。

家計への影響は避けられない、主要な調味料の価格改定は厳しいですね。

ココネット編集部 ココちゃん

ココネットでハーティストとして働く女の子。お客様とお話しするのが大好きで、色々お話ができるように色々調べて物知り