5月5日は「こどもの日」ですね!「こどもの成長や健康を願う日」として制定されている祝日ですが、別名「端午の節句」とも呼ばれ、「男の子の健やかな成長をお祝いする日」という意味合いの日でもあります。この「こどもの日」と「端午の節句」は日本に昔から伝わる伝統行事で食べ物や飾り物などさまざまなしきたりも存在しています。…が、意外と深く知るタイミングってないものですよね!今回はそんな「こどもの日」にまつわるクイズを用意してみました!ぜひ楽しみながら答えてみてくださいね ♪

★第1問★

西日本では一般的に、こどもの日に「ちまき」を食べる風習がありますが、この「ちまき」は遠い昔に中国から伝わってきたと言われています。では、ちまきが日本に伝わってきたのは何時代だったでしょう。

①江戸時代

②奈良時代

③古墳時代

こたえ

「奈良時代」

当時の都(平城京)が奈良県にあったこともあり、西日本を中心にちまきが広まったと言われています。西日本で、こどもの日に食べられるちまきは一般的には1つ目の写真のような縦長で甘い味のものになりますが、地域によっては2つ目の写真のような、おこわ(豚肉や野菜などが入ったご飯もの)を食べるところもあるようです。地域差があるのですね〜!

★第2問★

東日本では一般的に、こどもの日に「柏餅」を食べる風習がありますが、「柏餅」にはどういった意味が込められているでしょう。

①「潔白」の意味

②「健康長寿」の意味

③「子孫繁栄」の意味

こたえ

③「子孫繁栄」の意味

柏の葉は新芽が出るまで枝から落ちないことから「家系が絶えない」という意味と重ねて考えられており、「子孫繁栄」 の意味を込めて食べられるようになったと言われています。

★第3問★

北海道ではこどもの日に「べこ餅」と言われる、木の葉の形をした白と茶色2色のお餅を食べる風習があるのですが、この茶色の部分は何味でしょう。

①黒糖

②あんこ

③醤油

こたえ

①黒糖

もち米とうるち米の粉から作られたもっちりと柔らかく甘いお餅で、茶色の部分は黒糖が練り込まれています。従来からの一般的なべこ餅は白と茶色の2色で木の葉の形をしたものであったが、最近では花形や丸型、カラフルに色づけられたものなど、種類が豊富になっています!

★第4問★

こどもの日といえば「鯉のぼり」を飾ることでも有名です。鯉のぼりの1番上にはヒラヒラとたなびく5色の飾りがあるものが多く、これを「吹流し」と呼ぶのですが、この吹流しの最も一般的(古典的)な色の組み合わせは次のうちどれでしょう。

①青、赤、黄、白、黒

②青、赤、紫、白、金

③青、赤、緑、白、黒

こたえ

①青、赤、黄、白、黒

青、赤、黄、白、黒のそれぞれの色には木、火、土、金、水といった意味があり、この5つの要素が邪気や災いから身を守ってくれるという「お守り」や「魔除け」の意味があります。

★第5問★

こどもの日に「鯉菓子」という写真のようなお菓子を食べる県があります。それはどこでしょう。

①青森県

②長崎県

③佐賀県

こたえ

②長崎県

長崎県では昔から、男の子の健やかな成長を願う縁起物として鯉菓子を食べます。外側は練り切りや煎り餅、中にはあんこが入っており、大きさは25cm〜35cmと大きめなサイズのものが多いのが特徴です!色鮮やかで綺麗ですね✨

クイズは以上!いかがでしたか?地域によっての違いがあるなど、知らないことも多かったのではないでしょうか😊「こどもが健やかに育ちますように」と願う気持ちは、時代や環境は違えど、今も昔も変わりませんね🎏毎年こどもの日をあまり意識しない人も、今年は地域に根付いた餅菓子を食べたり、男の子がいるお家では鯉のぼりを飾ってみたりして、古くからの慣わしを楽しんでみるのもいいかもしれません🎏✨

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ココネット編集部 ココちゃん

ココネットでハーティストとして働く女の子。

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