夏の気になるニオイケアしていますか？

気温や湿度が高い日が続き、何もしていなくても自然と汗が出てきてしまいますよね。

そうすると気になるのが「ニオイ」ですよね。

今回は気になるニオイ、体臭を抑える方法をご紹介します！

体臭とは

皮膚の汗腺や皮脂腺からの分泌物などが原因となって体表から発散されるニオイ

気になるニオイを抑える方法

１．汗をこまめに拭く

普通の汗はエクリン腺という汗腺から出てきます。エクリン腺は体全体にあり、体温と水分の調節を行う大事な汗腺です。暑さや運動などでかくエクリン腺から出た汗は、サラサラで汗そのものにはニオイがありません。

しかし、その汗を放置してしまうことで汗と皮脂やよごれ、雑菌などが混ざりあって不快なニオイの元になります。

乾いたタオルで拭き過ぎない！
汗は蒸発により気化熱で体温を下げます。汗を拭きすぎると体温を下げられず、さらに汗が出てきてしまいます。

汗をかいたら絞った濡れタオルやウェットシートなどで汗を拭くことが大切です。これは臭い対策にもなりますね。

肌が濡れた状態を保つようにしましょう。

２．体をしっかり洗う

特に汗をかきやすい場所をよく洗いましょう。（頭皮、首の後ろ、脇の下、足の裏など）

ゴシゴシ洗いすぎない！

人の肌には「常在菌」といわれる「表皮ブドウ球菌」がいます。表皮ブドウ球菌は皮脂や汗を食べ、弱酸性のよい香りをつくる脂肪酸を作り、ヒトの皮膚を酸性に保っています。

「表皮ブドウ球菌」はシャワーを浴びることによってほとんどが流れ落ちてしまいます。ボディソープや石鹸で
体をゴシゴシ洗ってしまうと、残った表皮ブドウ球菌も流れ落ちてしまうため、悪玉菌が繁殖しやすい環境になり、体臭が出てくる原因になります。

石鹸をスポンジやタオルで泡立てて、その泡を転がすような感覚で手の平を使って優しく洗ってあげましょう。すすぎをしっかりすることや、お風呂上りに保湿をすることも大切です。

３．汗をかくという習慣をつける

有酸素運動や夏場でもしっかりと湯船に入るなどして、汗をかくという習慣がとても大切です。

汗腺を鍛えて良い汗をかくための体質改善をしていきましょう。そうすることでベタベタ汗がサラっとした汗をかけるようになります。

４．喫煙や飲酒をなるべく控える

たばこやお酒はアポクリン腺という汗腺の働きを活発にしてしまいます。

また、アルコールは体の中で「アセトアルデヒド」という物質に分解されます。飲酒量が多いと翌日も皮膚からも放散されますのでニオイが出てしまいます。

そして、お酒を飲むことで血流が良くなり、汗をかきやすいこともニオイの原因になります。

５．ストレスを溜めない

ストレスが溜まるとリラックスしておらず、心拍数が上昇し交感神経優位な状態になります。

交感神経優位になるとドキドキして発汗が促されるため、汗をかきやすくなります。

しかし、口の中は乾いている状態になってしまいます。唾液があることで口臭は防がれていますが、口の中が渇くことによって口の中の雑菌が増えて口臭の原因になることに繋がってしまいます。

対策として、ストレス源をできるだけ遠ざけるようにすること。また、体を動かしたり質の良い睡眠を取るようにし、リラックスできる時間を作るようにしましょう。

６．お肉などの動物性のものを控える

野菜に比べると、肉や魚はたんぱく質が多く含まれています。肉などに含まれるたんぱく質が分解され「アンモニア」ができます。また、肉に代表される高カロリーかつ高脂肪な食品は、汗腺の働きを活発にして汗をかきやすくなります。 

７．ニンニクや香辛料などのニオイが強いものを控える

ニンニクには硫化アリルといったニンニクやタマネギといった、ユリ科の植物に含まれる「ニオイ」の元の成分があります。

過剰摂取した場合、硫化アリルが血液と一緒に全身を巡り、汗と共に体臭を発生させたり、肺にたどり着いて口臭を出したりしてしまいます。

８．腸内環境を整える

食べたものは腸の中で分解されます。便秘などで便通が悪くなってしまうと、その時にニオイの元となるガスが出てしまい、そのガスがずっと腸に溜まってしまう状態になります。腸がガスを吸収してしまい、血液中に溶け出し体臭の原因となります。

一般的に、良好な腸内というのは、善玉菌（ビフィズス菌や乳酸菌、麹菌、酵母菌など）が優位で悪玉菌が少ない状態のことを指します。

この状態を維持するためには、善玉菌を含む食品と合わせて、善玉菌のエサとなる食品も摂取するように心がけましょう。

いかがでしたでしょうか？

食生活やライフスタイルを見直すきっかけにしてみてはいかがでしょうか？

ニオイケアをして相手に好印象を与えられるようにしていきたいですね！