すでに花粉症の症状が出ている方もいるようですが、花粉症持ちの方は2021年の花粉の飛散について気になりますよね。

2021年の花粉予測と、すぐにできる花粉症対策をご紹介します。

2021年の花粉予測

年末年始冷え込む日が続きましたが、1月後半から暖かい日も増えてきました。

2月は平年より気温が高い傾向でスギが生長するために、早いところでは2月上旬に花粉の飛散が始まる予想です。スギ花粉の飛散開始は九州から関東までは例年並みか早く、北陸や東北は例年並みとなる見込みです。

飛散が早い関東や東海、九州では2月下旬にはスギ花粉は飛散のピークが訪れる予定です。

スギ花粉の後にはヒノキ花粉が飛び始め、関東では4月下旬まで花粉のピークが続きます。

また、花粉の飛散量は前年の夏の気象条件が影響します。日照時間が長く気温が高いと花粉飛散量が多くなります。2020年の夏の気象条件から、花粉の飛散量に関しては、おおむね平年より少ないものの、2020年よりは多くなる見通しです。昨年より3倍以上になる地域もあると予測されている地域もあります。

これは前シーズンが例年より少なかったためであり、昨年花粉症の症状が軽かったという方も今年は注意が必要なのでしっかり対策をとることをおすすめします。

日々気をつけよう!すぐにできる花粉症対策

・花粉の飛散の多い日や時間帯は外出を避ける。

・すっぴんだと花粉が肌に付着しやすいのでファンデーションで覆いさらさらした肌にする。

・外出する際はメガネ、帽子、スカーフなどを使用する。

・顔にあったマスクを正しい付け方でつける。

・帰宅時には玄関先で花粉を払う。

・帰宅時にうがい、手洗い、洗顔、洗眼、鼻うがいをする。

・換気の際の窓は10cmだけ開け、網戸とレースカーテンを使用する。

・花粉のつきにくい綿やポリエステルなどのツルツルした化学繊維の素材の衣類を着用する。

・床に落ちた花粉を舞い上がらせないように掃除をする。

・ふとんや洗濯物の外干しを避ける。

・花粉は静電気によって引き寄せられる為、柔軟剤を使用して付着予防をする。

・トイレマットは衣服の上げ下げで花粉が付着しやすいのでこまめに洗濯する。

・免疫機能をつかさどる免疫細胞の約60%は腸に集中している為、腸内環境を整える為、乳酸菌や食物繊維を積極的に摂取する。

・バランスのとれた食事を摂取し、免疫力を向上させる。

・アルコールやタバコはアレルギー症状の発生を促すため摂取を控える。

いかがでしたでしょうか。

今年の予測を知った上で対策をとっておけば、辛い花粉症も少しは楽になるはずです。ぜひ、お試しください。