【2021年】梅雨の時期に悩む「天気痛」との付き合い方
雨が降る日や雨が降る前に、体や心の不調が現れる方はいらっしゃいませんか。
気象の変化によって、頭や首、肩などが痛くなったり、めまいがする、具合が悪くなるなどの不調や、古傷が痛む、喘息や更年期障害、関節リウマチが悪くなるなど様々な症状があります。
天気の変化によって体調を崩す「天気痛」の原因と付き合い方をご紹介します。
「天気痛」の原因
天気痛の原因は「自律神経」であると言われています。
自律神経には、交感神経(体を緊張させる神経)と副交感神経(体を休める神経)の2種類があります。
気象の変化によって、この2つの神経のバランスが崩れ、交感神経が活発になりすぎると痛みの神経を刺激し頭痛などが起こります。
天気が変化すると気圧も変化しますが、耳の奥(内耳)に気圧を感じるセンサーがあり、内耳が気圧の変化を感じると自律神経のバランスが乱れてしまいます。
日頃から乗り物酔いをしやすい人やめまいや耳鳴りなどの症状が起こりやすい人はセンサーが過敏な人で天気痛の影響を受けやすいため注意が必要です。
「天気痛」との付き合い方
自分の痛みが出るパターンを十分に理解する事がとても大切です。
毎日の天気、気圧、自分の行動、症状などを日記のように記録します。
続けることで、自分の痛みの症状がどのような時に起こるのかパターンやタイミングを理解する事ができます。
天気の変化に合わせて、先回りして天気が崩れる前に薬を服用して予防したり、その日の予定を変更したりすることで、うまく付き合っていきましょう。
「天気痛」を緩和させる体質改善
「天気痛」を引き起こす自律神経を整えるという事は、心身の健康を保つために交感神経と副交感神経のバランスを整える事です。
自律神経を整える体質改善方法は以下の方法があります。
・朝太陽の光を浴びる
・朝食をしっかりとる
・起床時間、就寝時間をパターン化する
・適度な運動をする
・夜の入浴では湯船につかる
・ハーブやアロマなどをうまく活用する
・良質な睡眠のため就寝前のスマートフォンは控える
・栄養バランスのとれた食事をとる
・腸内環境を整える
「天気痛」はしっかり対処すれば軽減させることができます。
天気と自分の体調を理解し、自律神経を整える事で雨の日の体調不良や憂鬱を解消しましょう。
「天気痛」とうまく付き合っていくことで雨の日も明るい気持ちで過ごしたいですね!
ココネット編集部 ココちゃん
ココネットでハーティストとして働く女の子。お客様とお話しするのが大好きで、色々お話ができるように色々調べて物知り