雨の日が続くとどんより暗い気持ちになりがちですが、雨に関する雑学を知る事で、少し楽しくなりますよ!

今回は雨に関する雑学を5つご紹介します。

雨の降り始めと雨が降った後は匂いが変わる!?

雨の日に雨の匂いを感じた事はありませんか。

雨の降り始めに感じる匂いは「ペトリコール」という成分の匂いで、ギリシャ語で「石のエッセンス」という意味です。

雨が降り始めたときに地面から立ち上がる匂いは植物が発した油が乾燥した土や石に付着し、雨がその植物由来の油に当たった瞬間に細かな粒子となって空気中に舞い上がる事で発生します。

雨がまだ降っていない場所でも不思議と雨の匂いを感じる時は、その微小な粒子を含んだ気泡が風によって運ばれてきているのです。

雨上がりに感じる匂いは「ゲオスミン」という成分の匂いで、ギリシャ語で「大地の匂い」という意味です。

土の中のバクテリアなどによって作り出される有機化合物のカビ臭い匂いで、雨水が蒸発する時に匂いが強まります。

アリの行動で雨がわかる!?

「アリが行列を作ると雨が降る」ということわざがあります。

アリが行列を作って巣から出てきた時は、アリが卵を守るために巣から運び出しています。

アリは鋭い感覚で天気の流れ(湿気)を察知できるため、事前の準備が早くできます。

そのため、アリが行列を作っていると雨の訪れを予兆するサインだと言われています。

猫が顔を洗うと雨が降る!?

猫が顔を洗うとは、自分の前足を舐めてその前足で丁寧に顔をこするしぐさです。

雨が降る前は、空気中の湿気が多くなります。

猫の顔についたノミは湿気によって活発に動き出すため、顔がかゆくなり顔をよくこすります。

また、猫のひげは湿気を敏感に感じます。

空気中の湿気が多くなり、ひげの表面に水分がついて重くなるため、ひげのハリを戻すために顔をこすってひげの手入れをしています。

雷に関するあの迷信は嘘!?

雷に関する迷信で、「雷がなったら高い木の下に逃げろ」「金属製のアクセサリーを身につけている人には雷が落ちやすい」という事を聞いた事があると思います。

実は両方とも嘘です。

雷は高いところに落ちやすい性質があります。

また、貴金属のアクセサリーやメガネや時計などの小さな金属を身につけていても落雷の危険性は変わりません。

雷を回避するには、建物や車の中に入る事が最善とされています。

虹が出る方向は決まっている!?

虹は必ず太陽がある空の反対側の空に出ます。

虹は太陽光が水滴に反射や屈折して現れるので太陽とは逆の方向に現れます。

虹が出る条件は、雨上がりまたは雨は降っている時に日射があり、太陽の位置が高すぎない事です。

条件が揃ったと思ったら、太陽を背にして空を見てみましょう。

5つの雑学をご紹介しましたが、みなさんご存知でしたか。

雨の日も、雨の雑学を思い出して楽しく乗り切りたいですね!

ココネット編集部 ココちゃん

ココネットでハーティストとして働く女の子。お客様とお話しするのが大好きで、色々お話ができるように色々調べて物知り