【2021年】コロナ渦に悩まされる「マスク頭痛」の原因と対策
コロナ渦の今、毎日欠かせないマスクが引きおこす「マスク頭痛」に悩まされる人が急増しています。
最近頭痛がすると感じている方はもしかしたらマスク頭痛かもしれません。
マスク頭痛の原因を知って、しっかり対策しましょう。
マスク頭痛の原因
マスク内の二酸化炭素過多
マスクの中の二酸化炭素の濃度が上がることによって、マスク内に自分で吐き出した二酸化炭素を再び吸う事になります。
脳が二酸化炭素過多の状態になり、脳内の血管が拡張して片頭痛が起こります。
熱中症状態
マスクを着用すると、マスク内はサウナ状態になります。
熱い空気は息苦しく、人間は無意識に深呼吸をするようになります。
呼気温が上がると脳に近い口腔周囲の血流量が増えるので、頭蓋内血管が拡張して頭痛が起こります。
マスクの耳かけによる首のコリ
マスクのゴムを耳にかける事でこめかみの筋肉(側頭筋)、顎の筋肉(咬筋)、首の筋肉(胸鎖乳突筋)に負担がかかります。
また、マスクをしていると表情筋を使う機会が減るので、顔の筋肉(頬を吊り上げる大頬骨筋や上唇を上に引き上げる小頬骨筋など)もコリ固まります。
顔や首の筋肉がコリ固まると血流障害を引き起こし、痛みの原因である「プロスタグランジン」が発生するため頭痛を感じます。
マスク頭痛の対策
マスク休憩をとる
屋外で人と十分な距離(少なくても2メートル)を確保でき感染の心配のない場所を選び、1時間に1回数分でも良いのでマスクを外して呼吸をしましょう。
マスクを外して数回深呼吸する事で、肺にたまった二酸化炭素が排出できます。
顔の筋肉のコリをほぐす
美顔ローラーを使ってマッサージをして顔の筋肉をほぐす事、口を動かす体操をしたりガムを噛んで意識的に顔の筋肉を使う事で頭痛の改善につながります。
マスクのゴムを緩める
100円ショップにも売っているマスクバンドやマスククリップなどのマスクのゴムを緩めて耳が痛くならない商品を使う事で、マスクの耳かけによる首のコリを防ぎます。
糖分をとる
十分なエネルギーが脳に届くと血管が過度に開かなくなるため甘い飲料を飲んだり、ブドウ糖を含んだあめをなめることも有効です。
アルコールやチョコレートなどのカフェインは血管を広げる物質が多く含まれさらに頭痛がひどくなる可能性があるので注意が必要です。
マスク生活で頭痛に悩まされている方はぜひ試してみてください。
症状が和らがない場合は早めに病院を受診しましょう。
これから気温が上がりますますマスク内がサウナ状態になるので、意識的にマスク休憩をしていきたいですね。
ココネット編集部 ココちゃん
ココネットでハーティストとして働く女の子。お客様とお話しするのが大好きで、色々お話ができるように色々調べて物知り