【2021年】夏バテの次は「秋バテ」⁉
数日前までは気温や湿度はだいぶ低くなったものの、まだまだ暑い日が続いていましたが、最近急に寒くなってきましたね。寒暖差も激しく、まだ衣替えもできていないよ~何着たらいいの~という方もいるかと思います。
この寒暖差が大きいほど体がついていけず、体調を崩してしまう方が多くなると思います。
「夏バテ」はよく聞きますが、「秋バテ」はご存じですか?
今回は秋バテについてです。食欲の秋、スポーツの秋・・・楽しい秋を楽しめるように健康な体づくりのきっかけにしてみましょう。
秋バテの症状とは
秋バテとは、夏の暑さもやわらぎ、涼しくなってきたのにもかかわらず体の不調が続いている状態をいいます。
だるい、疲れやすい
食欲不振
胃腸の不調
立ちくらみ、めまい
肩こり、頭痛
無気力
寝つき、寝起きが悪い
便秘・下痢気味になる
原因と対策
原因①:温度差による自律神経の乱れ
私たちの体は体温を一定に保つように調節する機能が備わっています。汗をかいたり血管を広げたり縮めたりして体温を調整するのは、自律神経の働きです。夏の疲れを引きずっていたり、温度差に体が対応しきれなかったりすると、自律神経が乱れがちになります。
秋には雨や曇りの日も多く、台風シーズンでもあります。気圧の変化が大きいため、頭痛やめまいなどの体調不良が起きやすいですね。
自律神経は体温以外に血液循環・代謝などの機能もコントロールしているため、全身に様々な症状が現れます。
原因②:冷たいものの食べ過ぎ、飲みすぎによる内臓の冷え
夏の間、冷たいものばかりを飲むと「内臓冷え」が起こります。夏の間に内臓を冷やしていると、秋になっても下痢、便秘、食欲不振、全身の血液の流れが悪くなるなど様々な症状が現れます。
原因③:水分不足
暑い夏は水分を取ろう!と意識しますが、夏が過ぎると水分補給の意識も薄れがちになります。水分が不足すると血液がドロドロになり、全身に酸素が届きにくくなることで、体調不良を起こしてしまいます。
対策①:入浴などで体を温めよう
入浴もぬるま湯にゆっくりとつかり(38度~40度の中温度で10分~30分かけて)、体を中から温めましょう。
血液循環が改善され、身体の芯から温まります。副交感神経が優位な状態になり、リラックスすることで自律神経の乱れを整えるといわれています。
夏の間はついついシャワーで済ませがちになっていたかもしれませんが、湯船につかってみましょう!
秋は日中と夜の温度差に備えて上着を1枚持ち歩くことなどで体温調節もしましょう。
対策②:バランスのよい食事を摂ろう
内臓が冷えることで免疫力も下がり風邪もひきやすくなります。夏の暑さで消耗した体力を取り戻し、体調を整えるには、毎日の食事がとても大切です。あまり食欲がないからとそうめんやお蕎麦などに偏っていませんでしたか?
なるべく「1日3食」「規則正しく」「バランスよく」という基本を心がけ、常温や温かいもの、体を温める食材(ネギ、ニラ、ショウガ、ニンニクなど)を取り入れて、体を冷やさないようにしましょう。
野菜は旬の時期が『一番栄養価が高く美味しい』と言われています。秋の旬の食材(しいたけ、さつま芋、里芋、ゴボウ、にんじん、栗など)を積極的に取り入れましょう。
対策③:こまめに水分を補給
冷たい飲み物は内臓を冷やしてしまうので常温~温かい飲み物がオススメです。
対策④:適度な運動
適度な運動は、筋肉をほぐして血行促進し疲労感の軽減につながります。ウォーキングや軽いジョギング、家でできる体操やヨガなど、無理なくできる運動を続けてみましょう。最近はインターネットで簡単にできる体操やストレッチを紹介している動画を探すことができますね。自分に合ったものを選び、活用してみましょう。
急に寒くなり体調を崩しやすくなっている季節ではありますが、何か新しいことをしないといけないというのではなく、日頃の生活の中で少し工夫してみたり気を付けることが大切ですね。
しっかり寝てしっかり食べて適度に動く!無理しない程度に日常生活を見直してみましょう。
涼しくなってきた秋に色々やってみたいことがあるのではないでしょうか。
そのためにも健康な体づくりを心掛けて楽しい秋を過ごしましょう!
ココネット編集部 ココちゃん
ココネットでハーティストとして働く女の子。お客様とお話しするのが大好きで、色々お話ができるように色々調べて物知り