【2023年】8月13日見頃！ペルセウス座流星群

ペルセウス座流星群は三大流星群のひとつです。極大の時期がお盆の直前なので、夏休みにご家族で空を見上げてみてはいかがでしょうか？

今回はペルセウス座流星群についてのご紹介です。

ペルセウス座γ星付近を放射点として出現する流星群です。

三大流星群のひとつで、年間でも常に1・2を争う流星数を誇ります。条件がよい時に熟練した観測者が見ると、1時間あたり80個以上の流星が観測されます。

極大期における一時間当たりの流星数：40個

8月13日（日）

流星数が増えるのは8月の中旬になってからだそうです。

■見やすい時間帯

放射点は、夕方には地平線の上にあります。しかし、実際に流星を目にし始めるのは、もう少し放射点が高くなる午後9時から午後10時頃となります。明け方まで放射点は高くなり続けるので、真夜中頃から空が白み始めるまで観察しやすい時間帯が続きます。

できるだけ、街灯など人工の明かりが少ない場所を選びましょう。また、できるだけ空が広く見渡せる場所を選ぶことも重要です。

流星群は、放射点のある方向だけに流星が出現するわけではなく、夜空のどこにでも現れます。放射点の方向にはあまりこだわらず、できるだけ空が広く見渡せる場所を選んで、空の広い範囲に注意を向けるようにしましょう。

空をより広く見渡しているほうが、より多くの流星を捉えられる可能性が高くなります。

毎年ほぼ安定して、多くの流星が流れる３つの流星群「しぶんぎ座流星群」「ペルセウス座流星群」「ふたご座流星群」は、「三大流星群」と呼ばれます。

うしかい座とりゅう座の境界付近を放射点として出現する流星群です。

1年の最初を飾る流星群です。三大流星群のひとつとして数えられますが、流星の出現数は年によってかなりムラがあり、どのくらい流れるか予想するのが難しい流星群でもあります。

このため、熟練した観察者によって1時間あたり100個程度の流星が見られた年もありますが、通常は1時間あたり20個から50個程度の出現です。

流星群の名前に使われている「しぶんぎ座」は、現在では存在しない「壁面四分儀（へきめんしぶんぎ）座」という星座に由来しています。また「りゅう座ι（イオタ）流星群」と呼ばれることがありますが、正式には「しぶんぎ座流星群」が用いられます。

流星数が比較的多く観察されるのは、極大の前後1日程度です。また、際立って流星数が増加するいわゆる極大は、数時間程度です。極大が夜間ではなく昼間の時間帯にあたると、流星はほとんど見ることができません。

極大期における一時間当たりの流星数：45個

■見やすい時間帯

しぶんぎ座流星群の放射点は、うしかい座とりゅう座の境界付近にあります。放射点が上ってくる真夜中頃からが観察のチャンスで6時頃に空が白み始めるまで、観察することができます。

ふたご座α星（カストル）付近を放射点として出現する流星群です。

毎年ほぼ一定して、多くの流星が見られるという点では、年間最大の流星群と言えるでしょう。条件の良いときに熟練した観測者が観測すると、1時間に100個程度の流星を数えることは珍しくありません。

12月中旬に入ると数が増加しますが、極大を過ぎると急に流星数が減る傾向にあります。

極大期における一時間当たりの流星数：45個

■見やすい時間帯

ふたご座にある放射点は、ほぼ一晩中夜空で見えていますので、夕方から明け方まで流れ星を見るチャンスがあります。ただし、夕方の早い時間帯は放射点が低いので、午後9時頃からが好条件となります。深夜の2時頃には、放射点がほぼ天頂に位置するため、流れ星が真上から降ってくるように見られます。

流星群名	流星出現期間	極大	月の満ち欠け
やぎ座α流星群	7月7日～8月15日	7月30〜31日	95％
みずがめ座δ（デルタ）南流星群	7月18日 – 8月21日	7月30〜31日	95％
ペルセウス座流星群🌟	7月14日 – 9月1日	8月12〜13日	10％
10月りゅう座流星群（ジャコビニ流星群）	10月6日 – 10月10日	10月8〜9日	28％
オリオン座流星群	9月26日 – 11月22日	10月20〜21日	37％
おうし座南流星群	9月28日 – 12月2日	11月4〜5日	54％
おうし座北流星群	10月13日 – 12月2日	11月11〜12日	2％
しし座流星群	11月3日 – 12月2日	11月17〜18日	23％
ふたご座流星群🌟	11月19日 – 12月24日	12月13〜14日	1％
こぐま座流星群	12月13日～12月24日	12月21〜22日	74％
しぶんぎ座流星群🌟	12月26日～1月16日	1月3〜4日	51％